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What is W124 ?


ここでは、W124とは一体どんなクルマなのか、簡単にご紹介したいと思います。
他のオーナーの方のHPや、各種文献で細かく紹介されているので、ここではあまり深い話はしません。
このHPをご覧頂く上で、より分かりやすくご覧頂ける程度の内容にしたいと思います。


1:W124とはどういう意味?

そもそもW124とは何?というお話から始めようと思います。「W○○○」とはメルセデスのクルマに与えられるコードネームです。
つまり、プリメーラP10とかスカイラインR32とかいうのと意味合いは同じです。
メルセデスの場合は、正式な車名は「Sクラス」とか「Eクラス」という名前になるわけですが、
それだと、どのモデルを指すのかが分かりにくいので、クルマ好きの間では
「W124がさぁ。。。。。」とか「W140がさぁ。。。。」とかなるわけです。
ちなみに、W124は私の乗る旧々型のEクラス、W140は先代のSクラスです。
ひとくくりにW124とは言っても正式にはセダンの名称で、ワゴンボディやクーペボディの場合は微妙に異なります。
例えば、ワゴンボディだとS124となります。


2:W124の位置付け、その1

W124のデビューは1984年です。当時のメルセデスベンツのセダンのラインナップはというと
・W201:いわゆる190E(現在のCクラスの祖先)
・W124:ミディアムクラス(後にEクラスと名前を変えます)
・W126:Sクラス(旧々型)
のシンプルな3車種でした。
ここから分かるように、W124はちょうど中級域を受け持つクルマだったわけです。
日本車だとマークUあたりに相当するのでしょうか。


3:W124の位置づけ、その2

W124はEクラスと呼ばれている事は上でご紹介しました。
現在のEクラスはW211と呼ばれ、日本でも既に発売されて好評のようです。

 

そして旧型のEクラスがW210と呼ばれ、丸目を採用して世界を驚かせたモデルです。
メルセデスが大胆な丸目を採用したことから、大型車にも丸目が普及したと言っても過言ではありません。

W210の前、すなわち現在から見れば旧々型にあたるのがW124になります。
意外?と古いクルマなのが分かっていただけたのではと思います。


4:W124の歴史

W124は1984年デビュー、1995年にW210へバトンタッチしています(ワゴン除)。
この長かった約10年のモデルライフを、4期に分けることができます。簡単に見ていきましょう。

 

<前期型>

1984年のデビューから1989年までのモデル。バンパーが樹脂の無塗装なのが一番の識別ポイント。
内装も、ウッドパネルの使用量が少なかったりして190Eとそれほどの差が感じられないモデル。
ただ、実用車という意味から考えると、この前期型が本来の姿ではないかと思います。

 

<中期型>

1990年から1992年までのモデル。バンパーが先端部を除いてボディー同色になった他、
ドアミラーなどもボディ同色化がされています。
何よりも目立つのが、ボディの下半身を「サッコパネル」と呼ばれる樹脂のカバーが覆っていること。
この改良だけで一気に外観はモダーンになっているように思います。
内装のウッドパネル使用量が増えて高級感が出て来たのもこのモデルから。

 

<中後期型>

1993年のみのモデル。外観で変わったのはアルミホイールが8穴タイプに変わった程度。
一番の変更ポイントはエンジンがDOHC化されたこと。
細かいところでは、シートデザインが変更になったりしていますが、基本的に内装も変化がありません。
このモデルからDr側エアバックが標準化されました。

 

<後期型>

1994年と1995年に生産された、W124の最終モデル。
エンジンは中後期型のDOHCを引き継いでいますが、何と言っても外観が一気にモダナイズされました。
フロントのライト周りのデザイン変更、バンパーのフルカラー化、テールレンズのスモーク化などが行われています。
内装に関しては大きな変化はありません。Pa側エアバッグがこのモデルから標準化されています。
輸入車ではよくありがちな事ですが、1993年以前のモデルをこの後期型に仕上げた
いわゆる「94ルック」というクルマも世の中には多く出回っています。


5:で、W124はどんなクルマなのか?

ジャーナリストの小林彰太郎氏の言葉を借りたいと思います。
二弦社発行の「UCG」より抜粋です。

「ハンドリング/乗り心地の妥協点についてわからなくなると、
W124を借り出して箱根などを一周したものです。
ある時期までW124は判断の基準でした。」

つまり、世界の「スタンダード」なわけですね。
何か特別目立つ性能とか技術があるわけではありません(E500除)。
ごくごく真っ当なパッケージングを空力的なボディで包んだだけのクルマです。
しかし、特別な技術はなくても世界中で売れまくったわけです。

そして、耐久性も並々ならぬ物があります。
それ故に、ヨーロッパではタクシーとして使われる事が多いのでしょう。
かの地では生涯で40万キロ位は平気で走ります。もちろんエンジンはOHしますが。
極めて耐久性の高いクルマ。というのは間違いないところではないでしょうか。

 

 







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